志摩ノ海、自己最速9日目で給金 土俵際で執念の形勢逆転

2020年11月17日 05:30

相撲

志摩ノ海、自己最速9日目で給金 土俵際で執念の形勢逆転
豊山(左)を送り出しで破る志摩ノ海(撮影・郡司 修) Photo By スポニチ
 【大相撲11月場所 9日目 ( 2020年11月16日    両国国技館 )】 志摩ノ海が執念で自己最速の9日目に給金を直した。豊山に押し込まれた土俵際でくるりと1回転して形勢逆転、送り出した。
 「(追い込まれて)頭が真っ白でしたが、諦めずに体が動いてくれました」。過去2場所は5勝10敗、6勝9敗と大きく負け越し。師匠の木瀬親方(元幕内・肥後ノ海)から淡泊な内容が多いと指摘されたという。「稽古でも“頭を上げずに粘っていけ!”と言われてます。簡単に負けないように」。その教えの実践が好成績につながっている。

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