元小結の臥牙丸引退 ジョージア出身、200キロ超す巨体で活躍 明るい人柄で人気

2020年11月17日 16:08

相撲

元小結の臥牙丸引退 ジョージア出身、200キロ超す巨体で活躍 明るい人柄で人気
臥牙丸 Photo By スポニチ
 日本相撲協会は17日、元小結で東序二段46枚目の臥牙丸(本名ジュゲリ・ティムラズ、33=木瀬部屋)が引退届を提出して受理されたと発表した。
 ジョージア出身の臥牙丸は2005年7月に行われた世界ジュニア相撲選手権で無差別級3位に入り、木瀬部屋に入門。同年11月の九州場所で初土俵を踏んだ。突き押しを武器に09年九州場所で新十両、10年7月の名古屋場所で新入幕を果たした。幕内でも200キロを超える巨体で暴れ、12年1月の初場所では自己最高の12勝3敗の成績を収め、同年3月の春場所で新小結となった。15年5月の夏場所では10日目に日馬富士を押し出しで破って金星を挙げた。明るい性格でユーモアもあり、支度部屋では勝っても負けても報道陣の輪ができる人気者だった。

 幕内を36場所、十両を23場所務めたが、幕下に転落した今年初場所は慢性的な膝のケガにより3番相撲から途中休場。5場所連続休場となり、今場所は三役経験者では照ノ富士に続く2人目の序二段への転落となっていた。

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