セインツのQBブリーズが肋骨を5カ所骨折 長期離脱か? 2010年スーパーボウルのMVP
2020年11月17日 08:03
アメフト
右の肋骨は15日の49ers戦の前半に骨折。ブリーズはこの負傷のために息苦しさを訴えて後半はプレーすることができなかった。
深刻なのは肺にまで影響が及んでいる右の肋骨の方で、主治医は「肺気胸(肺の空気が漏れ出しその空気が肺を圧迫する状態)になった可能性がある」と診断。戦列復帰に関しては楽観的に見れば2~3週間とされているが、過去の症例などからそれ以上かかる可能性があり、離脱は長期に及ぶおそれもある。
ブリーズはパデュー大(インディアナ州)から2001年のドラフト2巡目(全体32番目)に当時サンディゴに本拠を置いていたチャージャーズ(現在はロサンゼルス)に指名されてNFL入り。183センチとNFLのQBとしては小柄ながら2季目からは先発に昇格し、2006年にセインツに移籍した。
2010年のスーパーボウルではコルツを31―17で下して優勝。NFL20シーズン、284試合で積み上げたパス獲得(7万9612ヤード)とTD数(565)はいずれも歴代1位となっている。
セインツは今季ここまで7勝2敗で6連勝中。NFC南地区では首位に立っている。ブリーズが負傷退場となった49ers戦の後半は、2015年のドラフト全体トップ指名選手で、昨季までバッカニアーズで先発を務めていたジェイミス・ウィンストン(26)がプレー。チームにはRBとWRとしても随所でオフェンスに絡んでくるテイサム・ヒル(30)もQBとして登録されているため、極端な戦力ダウンはないものの、7勝3敗の0・5ゲーム差で地区2位につけているのは、昨季までペイトリオッツに在籍していたQBトム・ブレイディー(43)を擁するバッカニアーズ。セインツにとってブリーズの離脱は地区優勝争いに大きな影響を与えることになるかもしれない。
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