さあ5連覇へ、堅守の天理大は同大封じに自信あり「守備で重圧を」
2020年11月28日 15:46
ラグビー
フランカー松岡大和主将(4年)は、「アタックは良くなっている。ディフェンスでどれだけ我慢ができるか。速くセットをして、コミュニケーションを取りたい。ディフェンスでプレッシャーをかけて流れを持ってきたい」と守備からリズムをつくることを誓った。
今季は開幕から2戦連続で完封勝ち。前節の関学大戦で、関西では3年ぶりに前半をリードされて折り返したものの、後半は無失点で、堅守の看板は揺るぎなかった。「関学戦はディフェンスが寄りすぎていた」という課題も見つかった。連携を保って、同大が誇る自慢のバックス陣に仕事をさせない考えだ。
FB江本洸志(3年)の負傷により、エースのSO松永拓朗(4年)がFBに回り、藤田大輝(3年)がSOに入る。昨季の全国大学選手権準々決勝は、味方の故障により、松永が同じようにSOからFBに入った。小松節夫監督は「去年は急きょだったが、今年は準備している」と悠然。ジュニアリーグで経験を積んだ藤田について「いい方に出るか、裏目に出るか」と口にしつつも「上(松永)がいるから出られていないが、本来は普通に出ている選手。プレースキックもうまい」と潜在能力を買っている。
ロックは、1メートル81の中鹿駿(4年)が先発し、1メートル88のナイバルワガ・セタ(2年)を控えに回した。「高さは犠牲になるかもしれないが、その分、中鹿にフィールドを期待している」と狙いを説明。勝負のポイントは、指揮官も守備だと見ている。
「同志社のバックスは足が速くタレント揃い。うちはどれだけ守れるか。向こうは、バックスで勝負してくると思っている。どれだけ回させないか。ブレークダウンで遅らせようとかはあまり考えていない。勝負してくるところをキチッと止められるか。同志社はFWが頑張っていい球を出してバックスを走らせようと考えているはずだが、ウチはFWの接点でも負けないようにしたい」
5連覇となれば、同大の9連覇(76~84年)、同大の6連覇(64~69年)に次ぐ、関西リーグ3番目の連覇記録となる。
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