日体大・花田 36年ぶり大学1年生でアマ横綱 「勝つために来て勝ちました」
2020年12月07日 05:30
相撲
和歌山商から今春、日体大に進んだが、新型コロナウイルス感染拡大の影響ですぐに休校となった。帰省し、母校で稽古を積むとともに、和歌山工でレスリングなどの練習にも参加。違う競技を学び、瞬発力などがアップした。この日は「どんどん動きがよくなった」と一番ごとに力強さが増していった。
36年前に偉業を達成した久嶋は和歌山・新宮高3年でアマ横綱となり、日大1年で連覇。大相撲では久島海のしこ名で活躍し、引退後は田子ノ浦部屋を起こした。花田は小2の頃、部屋宿舎を訪れ、指導を受けていたという。高校時代は動画を何回も見て、アマ横綱が目標になった。
目標を達成したが、ここが頂点ではない。将来のプロ入りを見据える花田の座右の銘は「人生死ぬまで通過点」。ビッグタイトルも始まりにすぎない。(佐藤 博之)
◆花田 秀虎(はなだ・ひでとら)2001年(平13)10月30日生まれ、和歌山県出身の19歳。小学2年でレスリング、柔道と並行して相撲を始め、中学から相撲に専念。和歌山商では18、19年の世界ジュニア選手権無差別級で2連覇を達成。日体大では今年の全国学生個人体重別選手権135キロ未満級で優勝。1メートル84、138キロ。
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