村上茉愛 予選首位通過も跳馬、床のミスに涙「自分の中では不発」 体操全日本選手権 

2020年12月10日 21:18

体操

村上茉愛 予選首位通過も跳馬、床のミスに涙「自分の中では不発」 体操全日本選手権 
<第74回全日本体操個人総合・種目別選手権 1日目>女子個人総合予選、全競技を終え採点結果を待つ村上茉愛(撮影・会津 智海) Photo By スポニチ
 【体操全日本選手権第1日 ( 2020年12月10日    群馬・高崎アリーナ )】 女子予選が行われ、昨年4連覇を逃してリベンジに燃える村上茉愛(24=日体ク)が個人総合55・065点でトップ通過した。
 精彩を欠いたが、それでも強かった。跳馬では、前日会見から予告していた大技・「チュソビチナ(前転跳び前方伸身宙返り1回半ひねり)」を実戦で初投入も、着地に大きなミス。平均台では演技中盤に落下寸前のハプニングをこらえ、得意の床運動では終盤に前宙から技をつなげられず背中から着地した。

 試合後の会見では、特に床運動でのミスについて「1番やってはいけないミス。予選は自分の中では不発だった」と涙を流した。好スタートを切ったものの笑顔はなく、「決勝は一発勝負。で恥ずかしい演技はできないし、同じようなミスはしないようにしたい」と話した。

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