父子初共演!ウッズ「本当に最高の時間」 長男11歳チャーリー君さすが初イーグル!
2020年12月21日 05:30
ゴルフ
![父子初共演!ウッズ「本当に最高の時間」 長男11歳チャーリー君さすが初イーグル!](/sports/news/2020/12/21/jpeg/20201221s00043000149000p_view.jpg)
「本当に最高の時間だったよ。自分のことは気にしてなかった」
メジャー優勝経験者などが家族と組んで争うイベント。ウッズ父子は紫色のシャツに黒のパンツというおそろいのウエアで参戦した。米メディアによるとチャーリー君は今大会史上最年少の出場。20組中6位の好スタートとなった。ウッズは「(息子も)負けず嫌いなのは確かだ。うちの家族はみんなそうだ」と話していただけに、満足の一日となったようだ。
昨年4月のマスターズで11年ぶりのメジャー制覇を果たした復活劇の裏には、チャーリー君をはじめ家族の支えがあった。「子供たちは僕が苦しんでいる姿しか見たことがない。誇りに思ってくれる父になりたい」。それが最大のモチベーション。15度目のメジャー優勝を経て実現した父子共演に「これほどエキサイティングなことはないよ」と心を躍らせていた。
17日のプロアマ戦では練習場で隣に並んで球を打つ動画が公開され、そっくりのスイングが世界中の話題も呼んだ。ウッズは「子供というのはまねをするもの。スイングが似ているかは分からないが、とても似た感覚を持っていると思う」と明かす。初めての父子出場で、しかもレジェンドが集結した大舞台で初イーグルを決めたスター性も、まさにウッズ譲りだった。
それでも、父としては「彼が楽しんでいる姿を見るのがとてもうれしい」と、何より競技を楽しんでくれることを願っている。最終日の残り18ホールも、2人そろって、笑顔で戦う。
○…複数の米メディアによると、11歳のチャーリー君は今年8月に出場した2大会で連続優勝したという。1つはフロリダ州で開催されたジュニアゴルフイベント11歳男子の部で、この大会では父・ウッズがキャディーバッグを担いだことが報道されている。その2週後には、同じくフロリダ州でのPGA・サウスフロリダセクション・トーナメントの9~11歳の部で2位に3打差をつけて圧勝。その才能に、父と同じ道を歩むのか注目されている。
【スポーツ界の主な父子競演】
☆野球 メジャーリーグの同じチームで同時にプレーした親子はケン・グリフィーシニアとジュニアが有名。90、91年マリナーズで同時先発出場、2者連続本塁打も記録した。01年には、ティム・レインズシニアとジュニアの親子がオリオールズで同時出場している。
☆サッカー 96年アイスランド代表のエストニア戦で、父アルノール・グジョンセンに代わって息子エイドゥルが途中出場。タッチの際には父が息子の頬にキスをした。その後、同時出場も目指したが、かなわず。
☆競馬 親子の同時騎乗は日本でもたびたび実現。JRAで木幡初広と初也、巧也、育也の父子4人、横山典弘と和生、武史の父子3人対決の例もある。
▽PNC選手権 メジャー大会かプレーヤーズ選手権で優勝した選手のみが出場できるエキシビション大会。父と息子など家族とペアを組み、2日間でタイトルを争う。競技方法は2人が打った球のいい方を選択し、そこから再び2人が打つスクランブル方式。今大会には20組が参加。レジェンドのゲーリー・プレーヤー(南アフリカ)は孫とともに、世界ランク3位のジャスティン・トーマス(米国)と女子メジャー10勝のアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)は父とペアを組んだ。
おすすめテーマ
2020年12月21日のニュース
特集
スポーツのランキング
-
早大・太田 兄弟で4年連続「花の2区」へ 「もし任されたら全力」
-
小学生向け陸上教室で「大迫メソッド」伝授「今後はオンラインでも開催したい」
-
道下美里、年内2度目の世界新! 4年連続5回目の優勝 東京パラへ弾み
-
川内優輝 100回目の“サブ20”「全力を出し切って負けた」
-
一山麻緒 五輪代表対決で前田に先勝 大阪国際マラソン“前哨戦”
-
前田穂南 中盤失速で9位「今は体づくりをする時期」
-
父子初共演!ウッズ「本当に最高の時間」 長男11歳チャーリー君さすが初イーグル!
-
畑岡奈紗 50位に後退 首位とは15差も「トップ10を目指して頑張る」
-
11カ月ぶり公式戦復帰 桃田賢斗の“進化”を専属トレーナーが証言“獲物狙うチーター”
-
来春「大阪国際チャレンジ」開催 コロナ下初のバドミントン国際大会
-
シングルス女子・鈴木亜弥子が優勝 パラバドミントン日本選手権
-
文田健一郎 2年ぶり3度目“貫禄”の頂点「楽しく試合ができた」 男子グレコ60キロ級
-
高谷惣亮 4階級で無敵のV10 歓喜の“縄跳びダンス”も披露「僕はサンジューですけど…」
-
リオ五輪銀の樋口黎 “反省”3位「技術的にも体力的にも課題があった」
-
五輪代表の川井梨紗子ら出場の意向 アジア選手権などに選手派遣
-
貴景勝 白鵬と三番稽古で2勝13敗も綱獲りへ「いい経験ができた」
-
3場所連続休場中、鶴竜「まだ5割」 合同稽古で相撲を取らない可能性も
-
世羅 最多更新10度目V 高校陸上界も厚底が席巻
-
世羅 “カープ女子”のムッソーニ 神ってる7人抜きで大逆転V
-
神村学園 2年ぶりV奪回ならず 残り1キロでエースにアクシデント
-
北九州市立、初の4位に笑顔 1区酒井が区間賞の快走「自分のペースでレースができた」
-
1秒及ばず…倉敷が4位 2年生アンカー・山田は区間タイの力走
-
東農大二の“逸材”1区・石田 積極レースも14位「他人にというより自分に負けた」
-
大阪薫英女学院 7位入賞 五輪マラソン代表の前田穂南がOG
-
ジェイテクト パナソニック撃破し初V バレーボール全日本男子
-
ENEOSが8連覇 涙の渡嘉敷、右膝大ケガもベンチから鼓舞
-
ジャンプ・陵侑 日本勢トップ13位 グラネルが4連勝
-
クレルモン・松島 フル出場も見せ場なく逆転負け
-
カーリング、ロコ・ソラーレ 日本選手権前哨戦でV 中部電力を撃破
-
ウィザーズの八村塁 OP戦最終戦を結膜炎で欠場 開幕戦出場も微妙か