朝乃山 白鵬から怒声「力を抜くな」 三番稽古で圧倒されるも「前に出る相撲を忘れずに」
2020年12月21日 16:46
相撲
![朝乃山 白鵬から怒声「力を抜くな」 三番稽古で圧倒されるも「前に出る相撲を忘れずに」](/sports/news/2020/12/21/jpeg/20201221s00005000406000p_view.jpg)
朝乃山によると、白鵬と稽古を行うのは昨年名古屋場所の前に愛知県豊田市の宮城野部屋宿舎に出稽古に行った時以来。前回は平幕優勝を飾った直後で、本場所で対戦したことのなかった白鵬の張り手を食らって脳振とうを起こし、11番取り終えたところで稽古が終わった。この日も圧倒される形となり「いい出足が出れば自分の相撲を取れるんですけど、土俵際でまわしを取られちゃうと自分の力は出ないと思います。いかに横綱の形にならせないようにするかだと思います」と課題を口にした。
その一方で、17番目の相撲では右四つではなく、左を差して一気に出て寄り切った。「体が反応したというか、自分が一生懸命取っている側なので、思い切っていけばああいう形になると思う。その相撲を忘れないようにしたい」とイメージを頭に焼き付けた。
本場所では平幕、小結、関脇でそれぞれ1回ずつ対戦して全敗。横綱を目指す上では越えなければならない存在だ。「大横綱ですから。とりあえず1回勝たないと本場所の自信にもつながらないと思いますし。1回勝てば自信にもなりますし、自分の右四つの型も自信が湧いてくると思います」と打倒白鵬への思いを強くした。
3日目まで参加していた大関・貴景勝、幕内・逸ノ城、炎鵬ら5人が欠席したため、この日の関取の参加者は7人だけ。白鵬との三番稽古の前には、小結・高安、平幕の霧馬山、阿武咲、北勝富士と申し合いを行い、14番で8勝6敗だった。白鵬との三番稽古を含めると番数は34番に上った。「量は分からないですけど、投げられても投げられても、前に出る相撲が自分の相撲だと思う。前に出る相撲を忘れないようにしたい」と稽古場での意識を再確認していた。
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