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60キロ級永山竜樹は2回戦負け 1回戦突破に「証明できた」柔道全日本選手権

2020年12月26日 14:24

柔道

60キロ級永山竜樹は2回戦負け 1回戦突破に「証明できた」柔道全日本選手権
<柔道全日本選手権>2回戦で飯田健太郎(右)に敗れた永山竜樹 Photo By スポニチ
 【柔道全日本選手権 ( 2020年12月26日    東京・講道館 )】 体重無差別で争われる同大会に初出場し、1回戦を突破した男子60キロ級の永山竜樹(24=了徳寺大職)は、2回戦で100キロ級東京五輪代表補欠の飯田健太郎(22=国士舘大)に敗れた。
 身長1メートル56の永山に対し、18年アジア大会優勝などの実績を誇る飯田は1メートル88。身長差32センチのハンデがありながらも、1回戦に続き序盤から積極的に技を仕掛けた。試合は両者決め手を欠き、ゴールデンスコアの延長戦に突入。延長1分過ぎ、永山は「一か八かで」担ぎに行ったところ、小外掛けで返され一本負けを喫した。

 試合後、永山は「柔道家にとって。幸せな時間だった」と振り返った。出場した理由については「小さい頃から大きい選手に勝ちたいと思ってやってきた。それを証明できる大会なので」と説明。1回戦では見事に90キロ級の選手を破り、「小さくても大きな選手に勝てることを少しは証明できた」と話した。

 永山は東京五輪代表を逃したが、まだ24歳と若く、24年パリ五輪代表の有力候補に挙がる。「五輪に出られなくて悔しい思いをしたので、次のパリに向けて一つ一つの試合を勝ち抜きたい」と4年後に向けて気持ちを新たにしていた。

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