コロナ禍乗り越えた宗像サニックス「一丸になって」 16日ラグビーTL開幕

2021年01月07日 15:26

ラグビー

コロナ禍乗り越えた宗像サニックス「一丸になって」 16日ラグビーTL開幕
16日のトップリーグ開幕に向け、オンライン取材会に臨んだ(右から)コーリー・ブラウン・ヘッドコーチ、ダン・プライアー、福坪龍一郎 Photo By スポニチ
 ラグビートップリーグ(TL)宗像サニックスのコーリー・ブラウン・ヘッドコーチ(HC)、ロック福坪龍一郎、No・8ダン・プライアーの両共同主将が7日、今月16日の開幕を控え、日本協会が主催したオンラインでの合同取材会に出席。コロナ禍を乗り越え、チーム一丸で最後のTLシーズンに臨む決意を明かした。
 チームは感染症拡大防止に向けた取り組みとして、先月14日に全選手・スタッフを対象にPCR検査を実施。その結果、翌15日には選手6人の陽性判定が明らかになった。その後も選手1人、スタッフ1人が陽性に。活動停止を余儀なくされ、クラブハウスなど関係施設の消毒作業を終え、同28日から活動を再開していた。

 2週間の活動停止中について福坪は、「今できることをやろうと、オンラインで選手同士で声を掛け合った」と振り返った。陰性だった選手については、トレーナーから渡されたトレーニングメニューを自宅などで実施。再集合した際には「またラグビーができることを喜び合いながら練習した」と話した。

 チームを指揮するブラウンHCも「元々その期間に1週間の休みを予定していた。想定外ではあったが、1週間余計に設けて、選手のメンタルリフレッシュになった」と前向きにとらえた。一方で活動再開時は2週間のブランクがあったため、「急に練習のボリュームを上げられず、徐々に上げた」と苦心した様子をうかがわせた。

 それでも6日には活動停止明け後初の練習試合をコカ・コーラと行い、38―19で勝利。指揮官は内容についても「セットプレーでうまくプレッシャーが掛けられた。うちが目指すハイテンポなラグビーもちゃんとできた」と話し、開幕にめどが立ったことを明かす。コロナ禍を乗り越え、チームの一体感は他チーム以上。開幕初戦は17日のホンダ戦(鈴鹿)。福坪は「一丸になってやろうと思っている」とたくましく語った。

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