ブレイディーが2季ぶりにSBへ バッカニアーズがNFCを制覇 SB初の地元チーム進出
2021年01月25日 08:30
アメフト
後半開始早々には、セーフティーのジョーダン・ホワイトヘッド(23)が、ショートパスをキャッチしたパッカーズのRBアーロン・ジョーンズ(26)に対して低く鋭いタックルを浴びせ、ジョーンズはファンブル。これをLBのデビン・ホワイト(22)がリカバーして流れを変えた。直後に巡ってきたオフェンスでブレイディーはハーバード大出身のTEキャメロン・ブレイト(29)に8ヤードのTDパスを成功させ、味方の守備陣がもたらした好機をきっちりと生かした。
パッカーズは第3Q中盤から2つのTDを挙げて反撃。2011年のスーパーボウルでMVPとなっているアーロン・ロジャース(37)は48回中33回のパスで346ヤードと3TDを記録してブレイディーに対抗したが、サックを5回浴びるなどバッカニアーズ守備陣の圧力をはねのけることができず、チームとして10季ぶり6度目のスーパーボウル進出はならなかった。バッカニアーズに対しては昨年10月18日(10―38)に続いて2戦2敗。“ブレイディーの壁”を乗り越えることはできなかった。
23―31で迎えた第4Qの残り2分9秒にはバッカニアーズ陣内8ヤード地点まで迫っていたが、第4ダウンではTDを狙わずにFGを選択。TDと2点コンバージョンで同点機を生み出せた場面だったが、マット・ラフルーア監督(41)はタイムアウトを3回残していたこともあって“ギャンブル”には出なかった。
なお第55回スーパーボウルは2月7日にバッカニアーズの本拠地でもあるフロリダ州タンパの「レイモンド・ジェームズ・スタジアム(収容6万5618人)」で開催されるが、そのスタジアム(計25会場)を使用しているチームがリーグ制覇をかけて戦うのはこれが史上初めて(同一エリアは過去2チーム)。“スーパーボウル請負人”となった感のあるブレイディーにとっては自身通算10回目の出場で7回目の優勝をかけての大舞台となる。
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