聖火リレー 著名人ランナー約100人に“内定”出せず…走行場所の調整難航

2021年03月10日 05:30

五輪

聖火リレー 著名人ランナー約100人に“内定”出せず…走行場所の調整難航
聖火ランナーを辞退した著名人 Photo By スポニチ
 東京五輪・パラリンピック組織委員会が五輪の聖火リレーに参加する著名人ランナー約100人に対し、日時や走行区間が確定した“内定”を出せていないことが9日、分かった。著名人ランナーは新型コロナウイルス対策として、沿道の観客の人数制限が可能な場所を選ぶ必要があり、東京など聖火リレー後半の大都市部の調整が難航しているという。
 組織委は一般ランナーに対しては昨年12月末に内定を通知。しかし、コロナ対策が必要な約600人の著名人ランナーへの通知は遅れ、500人弱に走行日時などを伝えたのが2月25日だった。その後、7人から日程の都合を理由に辞退の申し出があったという。辞退者名について組織委は非公表の方針。

 組織委の高谷正哲スポークスパーソンは「調整がつくまでお伝えできなかった。大変申し訳ない」と連絡遅れによる辞退者続出を謝罪。内定を出せていない約100人には「丁寧にコミュニケーションをして、早く結論を出してお伝えしたい」と話した。

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