星野 今季3勝目で全英切符、4打差圧勝に「やりきった感じがある」

2021年05月17日 05:30

ゴルフ

星野 今季3勝目で全英切符、4打差圧勝に「やりきった感じがある」
優勝した星野はダイヤモンドカップ(右)とアジアパシフィックオープン杯の前でガッツポーズ(撮影・沢田 明徳) Photo By スポニチ
 【男子ゴルフツアー ダイヤモンド・カップ 最終日 ( 2021年5月16日    神奈川県 相模原GC東C=7298ヤード、パー72 )】 首位でスタートの星野陸也(25=フリー)が前半からスコアを伸ばして独走し、69の通算13アンダーで優勝した。昨年と統合された今シーズン3勝目で、通算5勝とした。賞金ランキングでは今大会欠場の金谷拓実(22=フリー)を抜いてトップに浮上。7月のメジャー、全英オープンの出場権も獲得した。
 強い風に加えて雨、スコアを崩す上位の中で星野だけが順調に伸ばしていった。8番で3つ目のバーディーを奪って通算13アンダー。11番からの連続ボギーを打ったが、「攻めるゴルフがしたい」。345ヤードの13番パー4では刻まずに、1Wを握ってグリーン手前まで運んだ。残り40ヤードの第2打をピン4メートルにつけてバーディーを奪い、悪い流れを断ち切った。4打差の圧勝に「やりきった感じがメチャクチャあります」と笑顔がはじけた。

 2勝の金谷を抜く3勝目。獲得賞金でも6841万円でトップに立った。世界ランキングも100位から金谷(76位)を抜いて70位前後となることが濃厚。松山(15位)に次ぐ日本勢2番手となって、上位2人の東京五輪代表圏内に入る。「五輪はスポーツ選手として一度は出たい大会。チャンスはあると思っていた」という五輪出場も現実味を帯びてきた。

 休む間もなく17日に渡米。20日からメジャーの全米プロ(サウスカロライナ州)に出場し、そのまま全米オープン(6月)の予選会にも挑む。全米プロは金谷も出場とあって「2人で代表を争うことになると思うので負けられません」と意気込みを見せた。

 【勝者のクラブ】▼1W=スリクソン・ZX5(ロフト角9・5度、長さ45インチ、硬さX)▼3W=テーラーメイド・M2 TOUR(16度)▼5W=スリクソン・Z―TX(18度)▼3I=スリクソン・Z585▼4I~PW=スリクソン・Z945▼ウエッジ=クリーブランド・RTX―3(52、59度)▼パター=オデッセイ・ホワイトライズiX 3SH(マレット型)▼ボール=スリクソン・Zスター◆(ダイヤモンド)

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