ラグビー日本代表・稲垣 合宿合流いきなり「世界一のスクラム目指す」

2021年05月31日 05:30

ラグビー

ラグビー日本代表・稲垣 合宿合流いきなり「世界一のスクラム目指す」
スクラム練習中に長谷川コーチ(左から2人目)の話を聞く稲垣(中央)。左はリーチマイケル、右はマーク・アボット、ジャック・コーネルセン Photo By スポニチ
 ラグビー日本代表の大分・別府合宿は30日、1週間前にトップリーグ決勝を戦ったパナソニックとサントリーの選手が合流して練習が本格化。スクラム練習も初めて実施し、“笑わない男”プロップ稲垣啓太(30=パナソニック)が23年W杯フランス大会を目指す新チームで「もちろん世界一のスクラムを目指す」と宣言した。
 19年W杯準々決勝では南アフリカにスクラムで完敗。「そこを超えない限り次のステップへ進めない」と話した。今夏の欧州遠征で戦う全英&アイルランド代表ライオンズ(6月26日)とアイルランド(7月3日)、23年W杯1次リーグで同組のイングランドもスクラムから攻めてくると予想し、「マイボールでも相手ボールでもこちらからプレッシャーをかける。逆にコントロールできれば試合の支配権を奪える」と指摘。

 強化の一環として「新しい体の使い方」に力を入れるとし、有利な体勢に持ち込むためにトップリーグでは反則を取られやすいテクニックも駆使していく考えも示した。

 プロップ森川、フッカー中村駿(ともにサントリー)ら新メンバーも加わったスクラムは初回から100%で組めたという。「4年前の最初のキャンプでは100%で組めなかった。スクラムのスタンダードが4年間で底上げできている」と手応えも口にした。

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