NBAの東西第1シードがともに2勝2敗 ジャズも76ersもロードで黒星

2021年06月15日 14:04

バスケット

NBAの東西第1シードがともに2勝2敗 ジャズも76ersもロードで黒星
第2Q終了間際、ジャズのフェイバースの前でダンクをたたき込むクリッパーズのレナード(AP) Photo By AP
 NBAは14日に地区準決勝の2試合を行い、西地区第1シードでリーグ最高成績(52勝20敗)を挙げていたジャズは、敵地ロサンゼルス(カリフォルニア州)で第4シードのクリッパーズに104―118(前半44―68)で敗れて2勝2敗。ドノバン・ミッチェル(24)が今ポストシーズンで6試合連続の30得点超えとなる37得点を挙げたものの、最大29点差をつけられてホーム連勝のあとロードで連敗を喫した。
 クリッパーズではカワイ・レナード(29)とポール・ジョージ(31)がともに31得点、マーカス・モリスSR(31)は5本の3点シュートなどで24得点を稼ぐなど、先発陣が奮起してホームで白星を2つ並べた。2勝2敗ながら4戦合計のスコアは470―439とクリッパーズが優勢。ホーム・アドバンテージはジャズが握っているものの、1970年にバファロー・ブレーブスとして誕生したクリッパーズはまだ経験していない地区決勝進出まであと2勝と迫っている。

 一方、東地区第1シードの76ersも敵地アトランタ(ジョージア州)で第5シードのホークスに100―103(前半62―49)で競り負けて2勝2敗。この日はオール・ディフェンシブ・チームが発表され、ファーストチームにベン・シモンズ(24)、セカンドチームにジョエル・エンビード(27)とマシス・サイブル(24)の2人が選出されていたが、第2Q終盤で最大18点をリードしながら後半に試合をひっくり返された。

 今ポストシーズンで平均28・9得点を挙げていたエンビードは右膝を痛めながらプレーを続けているが、この日は放った20本のフィールドゴール(FG)のうち4本しか決めることができずに17得点どまり。21リバウンドを稼いだものの、100―101で迎えた第4Q残り8・8秒のゴール下でのレイアップを含め、後半は12本のFGをすべて失敗した。

 ホークスでは右肩を痛めているトレイ・ヤング(22)が25得点と自己最多に並ぶ18アシストをマーク。後半のスコアは54―38で、リードする側が7回入れ替わった第4Qのシーソーゲームを制してホームでの連敗を免れた。

<地区準決勝の組み合わせと経過>
 ▼東地区
(1)76ers―(5)ホークス(2勝2敗)
(2)ネッツ―(3)バックス(2勝2敗)
 ▼西地区
(1)ジャズ―(4)クリッパーズ(2勝2敗)
(2)サンズ―(3)ナゲッツ(サンズ4勝0敗で地区決勝に進出)
 *カッコ内の数字は地区全体順位

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