国内復帰戦の渋野、予選通過は絶望的

2021年07月17日 13:10

ゴルフ

国内復帰戦の渋野、予選通過は絶望的
渋野日向子(撮影・西尾 大助) Photo By スポニチ
 女子ゴルフのGMOレディース・サマンサタバサ・グローバルカップ(賞金総額1億円、優勝賞金1800万円)は17日午前7時から茨城県阿見町のイーグルポイントGC(6657ヤード、パー72)で第2ラウンドを行っている。
 首位に8打差の46位からスタートした、この試合が約4カ月ぶりの国内ツアー復帰戦となる渋野日向子(22=サントリー)は3バーディー、6ボギーの75とスコアを落とし、通算2オーバーの83位でホールアウトした。18日の最終日(決勝ラウンド)に駒を進めるのは70位タイまでの選手。国内ツアーでは昨年10月の樋口久子・三菱電機レディース以来となる予選落ちが濃厚となった。

 裏街道の10番からトップの組でスタートした渋野は11番パー5(539ヤード)で右ラフからの第3打をピン奥1メートルに付けて幸先良くバーディーを奪ったが、フェアウエーからの第3打をグリーン右に外した15番パー5(550ヤード)から4連続ボギーを叩き、大きく順位を下げた。

 予選通過のボーダーラインとなる通算1オーバーの71位で迎えた終盤の7、8番では2メートル前後のバーディーパットを立て続けに外して厳しい表情に。最終9番パー3(143ヤード)では第1打でグリーン左エッジから4ヤード地点にあるピンを果敢に狙っていったが、これをグリーン左の深いラフに打ち込んでボギー。予選通過は絶望的となった。

 9アンダーの首位でスタートしたママさんプロ・若林舞衣子(33=ヨネックス)と野沢真央(24=愛知製鋼)が前半のアウト9ホールを終わって通算12アンダーの首位で並んでいる。

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