協会“太っ腹” 銀メダルの女子バスケ 報奨金は金メダル級に増額へ、499万円案も浮上
2021年08月10日 05:30
バスケット
今大会の日本(世界ランク10位)は1次リーグを2勝1敗で2位通過。準々決勝でベルギー(同6位)、準決勝でフランス(同5位)と格上を次々と撃破した。決勝では五輪55連勝で7連覇を達成した米国に屈したが、76年モントリオール五輪の5位を上回る史上最高成績を残した。三屋会長はバレーボール女子の84年ロサンゼルス五輪銅メダリスト。メダルの価値、決勝に進む難しさを身をもって知る。開幕前に「金メダルを獲ったら理事会に掛け合って上乗せしたい」と明言していたが、銀でも増額価値があると判断した。
この日はトム・ホーバス監督(54)と全12選手が会見に臨んだ。高田主将は「最後に負けて悔しいが、バスケ界初のメダルを誇りに思う。小さい選手でも戦えたことで、子供たちに少しは勇気を与えられたと思う」と胸を張った。平均身長1メートル76は出場12チーム中2番目に低い。速さ、粘り強い守備、3点シュートを武器に世界を席巻した戦いは、育成や普及の面でも大きな意味を持つ。米国撃破と金メダルの目標は24年パリ五輪に持ち越された。再出発への活力にもなる報奨金の額が注目される。
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