15歳ワリエワ、高難度構成の名曲ボレロ 4回転2種3本&3A挑戦 ロシアテストスケート

2021年09月13日 00:21

フィギュアスケート

15歳ワリエワ、高難度構成の名曲ボレロ 4回転2種3本&3A挑戦 ロシアテストスケート
カミラ・ワリエワ Photo By スポニチ
 【フィギュアスケート・ロシアテストスケート最終日 ( 2021年9月12日    ロシア・チェリャビンスク )】 国内のシニア強化選手らが集結し、22年北京五輪シーズンとなる今季のプログラムを披露した。女子フリーで、今季シニア転向した20年世界ジュニア選手権女王のカミラ・ワリエワは名曲ボレロを演じた。
 冒頭の4回転サルコーは転倒。続く両手を挙げたトリプルアクセルは降り、4回転トーループ―1回転オイラー―3回転サルコーも着氷。基礎点の上がる後半に投入した4回転トーループは失敗した。

 ショートプログラムでも跳ぶトリプルアクセルに加えて4回転ジャンプ2種3本という高難度構成。今回は完遂できず、演技後は両手で顔に当てて悔しさをにじませていた。

 今年4月に15歳になったワリエワは、ジャンプだけでなく全要素で質の高い演技が持ち味。エテリ・トゥトベリゼ・コーチの門下生として北京五輪金メダルを狙う逸材だ。

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