沙羅 逆転で初代ラージヒル女王、北京へ「完成できるようにしたい」

2021年10月25日 05:30

ジャンプ

沙羅 逆転で初代ラージヒル女王、北京へ「完成できるようにしたい」
<全日本選手権女子>札幌の街並みに飛んで行く高梨(撮影・高橋茂夫) Photo By スポニチ
 【ノルディックスキー・ジャンプ全日本選手権ラージヒル競技 ( 2021年10月24日    札幌・大倉山ジャンプ競技場=ヒルサイズ137メートル )】 NHK杯を兼ねて男女ラージヒルが行われ、初開催の女子は高梨沙羅(クラレ)が115メートル、129・5メートルの235・5点で優勝。男女ともエースが、ノーマルヒルと合わせて2冠を達成した。
 女子は1回目115メートルで2位につけた高梨が2回目に最長不倒の129・5メートルを飛んで逆転V。秋風が舞う難しい条件の中で「自分のやるべきことに集中することで結果がついてくる。忍耐は大事かなと思った」と振り返った。来年2月の北京五輪に向け「自分のジャンプは完成ではない。余裕を持って完成できるようにしたい」とさらに高みを見据えた。

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