NBAで陽性反応者が続出 好調ブルズのデローザンも離脱 ホーネッツは5選手が感染

2021年12月07日 09:04

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NBAで陽性反応者が続出 好調ブルズのデローザンも離脱 ホーネッツは5選手が感染
感染防止規定の対象となって戦列を離れたブルズのデローザン(AP) Photo By AP
 NBA東地区全体2位につけているブルズ(16勝8敗=本拠はイリノイ州シカゴ)の主力フォワードで今季リーグ4位の26・4得点を挙げていたデマー・デローザン(32)が6日、新型コロナウイルス感染防止規定(プロトコル)の対象となって戦列を離れ、この日のナゲッツ戦を欠場した。スポーツ専門局のESPNが報じているもので、ブルズでは1日に控えガードのコービー・ホワイト(21)、4日に控えフォワードのディボンテイ・グリーン(28)が同じく陽性反応を示しており、プロトコルによる離脱はこの1週間で3人目となった。
 米国では1日あたりの新規感染者が2カ月ぶりに10万人を突破。NBAにもその影響がじわじわと出てきており、5日には昨季の新人王となったラメロ・ボール(20)や今季17・7得点を記録していたテリー・ロジアー(27)を含むホーネッツ(14勝11敗=本拠はノースカロライナ州シャーロット)の4選手がプロトコルの対象となって離脱していた。ホーネッツでは6日、昨季ウィザーズに在籍していた控えガードのイッシュ・スミス(33)も離脱。主力とロールプレイヤーの計5人が少なくとも今後10日間は試合に出場できない可能性が出てきている。

 NBAはほとんどの選手が開幕前にワクチンを接種済み。しかし接種したレイカーズのレブロン・ジェームズ(36)も11月29日に2回の検査のうち1回が陽性反応を示したために1試合を欠場。その後、24時間以上の間隔を置いて行われた2度の検査で陰性となったために早期復帰が可能になったが、室内競技で身体接触が多く、顔を覆うことなく至近距離で大きな声を出すという競技特性もあってプロトコルの対象となる選手が増加している。

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