内村航平、個人総合の世界8連覇は不滅レコード 最近5大会は新王者、勝ち続ける難しさ証明

2022年01月11日 07:14

体操

内村航平、個人総合の世界8連覇は不滅レコード 最近5大会は新王者、勝ち続ける難しさ証明
16年のリオデジャネイロ五輪・体操男子個人総合で金メダルを手に笑顔を見せる内村航平(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 体操男子の個人総合で12年ロンドン、16年リオデジャネイロと五輪連覇するなど体操界にキングとして君臨してきた内村航平(33=ジョイカル)が11日、マネジメント会社を通じて現役引退を発表した。
 内村の輝くキャリアの中で、個人総合で五輪&世界選手権の世界大会8連覇は体操界に不滅のレコードとして残る可能性が高い。

 20歳だった09年に初めて世界選手権を制し、11年に史上初の3連覇に到達。五輪でも12年ロンドン、16年リオデジャネイロで金メダルを獲得した。17年世界選手権の予選で左足を痛めて途中棄権し、連覇はストップ。この年を含めて、内村不在となった個人総合は、21年まで5大会連続で新世界王者が誕生している。

 昨夏の東京五輪で金メダルの橋本大輝(20=順大)も、約3カ月後の世界選手権では張博恒(中国)に及ばず銀メダルだった。大舞台にピークを合わせ、勝ち続けることがいかに難しいか。橋本は「航平さんの凄さを感じたし、自分はまだまだ弱い」と実感を込めて話していた。

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