ジョコビッチに虚偽申告の疑い 全豪オープン出場に影響も 入国書類に事実と異なる記載

2022年01月12日 19:12

テニス

ジョコビッチに虚偽申告の疑い 全豪オープン出場に影響も 入国書類に事実と異なる記載
男子テニスのジョコビッチ(AP) Photo By AP
 男子テニスのノバク・ジョコビッチ(34)が提出したオーストラリアの入国書類に事実と異なる記載があったことが12日に分かった。
 過去14日以内の旅行歴を問う質問を否定したが、出発地スペイン以外に母国セルビアに滞在していたことがSNSで発覚。本人もインスタグラムでスタッフが代筆したことを認め「人為的な誤りで意図的ではなかった」と釈明した。

 新型コロナウイルスのワクチンを接種していないジョコビッチは17日開幕の全豪オープンを控え、ビクトリア州政府による接種免除を受けながら到着時に連邦政府が管轄する国境警備隊が入国を拒否。隔離施設のホテルに収容されたが、裁判所が入国を認める判断を示した。一方でオーストラリア当局は査証を再び取り消すか検討中で、最長1年の禁錮刑や罰金6600オーストラリアドル(約55万円)を科される可能性もある虚偽申告と判断されれば、全豪出場が再び危うくなる可能性がありそうだ。

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