村瀬心椛2位、岩渕麗楽3位、鬼塚雅は5位で決勝進出 17歳村瀬は冬季五輪日本女子最年少メダル目指す

2022年02月14日 12:45

スノーボード

村瀬心椛2位、岩渕麗楽3位、鬼塚雅は5位で決勝進出 17歳村瀬は冬季五輪日本女子最年少メダル目指す
ビッグエア女子予選での村瀬心椛(ロイター)
 【北京五輪第11日 ( 2022年2月14日    首鋼ビッグエア競技場 )】 スノーボードのビッグエア(BA)女子予選が行われ、村瀬心椛(ここも、17=ムラサキスポーツ)が全体2位、岩渕麗楽(20=バートン)が3位、鬼塚雅(23=星野リゾート)が5位に入り、上位12人による15日の決勝に進出した。
 1回目で、大きなエアとクリーンな着地で85・00点と得点を伸ばした村瀬は、2、3回目も安定した滑り。1、3回目の合計で171・00をマークした。17歳100日で迎える15日の決勝。10年バンクーバーのフィギュアスケート、浅田真央の19歳を大幅に更新する冬季五輪日本女子最年少メダルに改めて挑戦する。

 1回目で板をつかむ「グラブ」も長く入れ、スムーズな着地も見せて83・00点をマークした岩渕は、2回目も安定した滑りで75・50点、3回目は着地で転倒したものの、決勝へと駒を進めた。

 鬼塚は、1回目で「ダブルコーク1080」を確実に決め、80・75点をマーク。3回目は逆スタンスから飛び、縦2回転する「キャブ・アンダーフリップ」を決め73・50点を記録した。スロープスタイルでは予選落ちしたが、BAでは納得の結果となり、演技後は笑顔で手を振っていた。

 ▼村瀬 楽しむことを意識して滑っていて、あとは3本とも全部立つということを頭に入れていた。やるべきことを全部だしきって予選を上がることを目標して、それを達成できた。決勝では周りの人はもっとレベル上げてくる。今まで練習したことを思い出して、自分の最高難度の技を出して表彰台に上がりたい

 ▼岩渕 (3回目転倒したが)大丈夫です。最初の2本でしっかり決めることができて、3本目は決勝の練習をして、うまくはいかなかったんですけど、感覚とはだいぶいいものがつかめたんじゃないかなと。3本目は、スピードの問題で、ミスしやすいものが出てしまったかなというものがあるんdすけど、、決勝へ向け技をかけられたのはよかった。決勝は自分のベストを尽くすことには変わらない。

 ▼鬼塚 風が少しある中で、それを考慮しながら予選を上がることできてよかった。決勝でやる技は(予選のきょうとは)違う技なんですけど、予選を上がるための技で予選を上がれたのでよかった。

 ▽ビッグエア 高さ30~40メートル、斜度20度以上の台から約70メートルの助走を滑り降り、1回のジャンプ技で競う。技の難易度や大きさ、出来栄え、着地の安定性などで採点される。五輪は18年平昌大会から正式種目として採用された。予選は3回の試技のうち高い方から2つの合計得点が採用され、上位12人が決勝へ。決勝も3回滑り、高い方から2回の合計得点で順位が決まる。

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