復帰戦まであと1カ月 ウルフ・アロンまだ太めも「大事なのは中身」

2022年02月23日 19:19

柔道

復帰戦まであと1カ月 ウルフ・アロンまだ太めも「大事なのは中身」
第5回野村道場オンライン柔道教室で軽妙なトークを展開した男子日本代表の鈴木桂治監督(右)、五輪3連覇野村忠宏氏(左)、東京五輪男子100キロ級金メダルのウルフ・アロン(画面) Photo By スポニチ
 柔道五輪3連覇の野村忠宏氏が主催する「第5回野村道場オンライン柔道教室」が23日に開催され、男子日本代表の鈴木桂治監督がゲスト出演し、横浜武道館で収録に臨んだ。オンライン教室は約2時間行われ、礼節指導やサーキットトレーニングの他に、鈴木監督は小外刈り、野村氏は背負い投げと、それぞれの“伝家の宝刀”を小5から中3までの30人に指導。サプライズゲストとして東京五輪男子100キロ級金メダルのウルフ・アロン(了徳寺大職)もオンラインで参加し、得意のトークで場を盛り上げた。
 同教室の開催は、昨年9月以来。当初は数百人の子供を対象にリアルで開催していたが、コロナ下となった第2回以降は、オンライン開催が続いている。。それでも野村氏が「限られた人数だったが、(子供たちが)柔道っていいな、今できることをやろうという気持ちになってくれれば」と願えば、鈴木監督も「これだけの規模でできるのは野村先輩しかいない。私もできる限り力になりたい」と話した。

 オンラインで参加したウルフは、質問コーナーで得意の大内刈りの極意を伝授。一方で柔道と趣味の魚をさばくこと、どちらが得意と問われると、「五輪が終わってからは魚さばきの方が(多く)やっている」と答えて笑いを誘った。10月の世界選手権(タシケント)を目指し、4月の全日本選抜体重別選手権(福岡国際センター)で実戦復帰予定だが、鈴木監督からは「久しぶりに見たが、太ったんじゃないか?」と突っ込まれる場面も。ウルフは「大事なのは中身」と苦しい言い訳(?)をしつつ、約1カ月後に迫った本番へ「今は絶賛減量中」と断言した。

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