カーリング銀の吉田知那美 コロナ禍で無事開催された五輪に「感じたことのないうれしい気持ちになった」

2022年02月23日 15:43

カーリング

カーリング銀の吉田知那美 コロナ禍で無事開催された五輪に「感じたことのないうれしい気持ちになった」
表彰台に飛び乗るカーリング日本代表、ロコ・ソラーレのメンバー(ロイター)
 北京五輪のカーリング女子で史上最高の銀メダルを獲得した日本(ロコ・ソラーレ)のメンバーが23日、オンラインで取材に応じた。
 サードの吉田知那美(30)は、コロナ禍で迎えた五輪について「2年前の世界選手権の出場キャンセルになった時から、直前に大会なくなるのを何回も経験してきて。北京もどんな結果であっても最大の準備したという気持ちで挑みたかった」と心境を告白。「ホテルから一歩も出ずに準備して北京にたどりついて。北京では毎日PCRがあって、それが心の安心感になり、アイスに立った時は五輪に帰ってきたうれしさと『ほんとに開催された』と感じたことのないうれしい気持ちになった」とよろこびを噛みしめながら、プレーしていたと明かした。

 試合中も常にポジティブでいられた要因については、「JDコーチが日本代表のコーチになってから、ステイポジティブがスローガンになったと記憶している」と説明した。

 そして「ネガティブになることが悪いことではない」と前置き。「チームではどんな感情でも爆発させて、1人じゃなくてチームみんなで一歩ずつ進んでいけばいいと思ってる。どんな状況でも前向きにとらえてやっていけば、好機に転換することが多い。JDがこのチームに授けてくれた言葉なので、それはこれからも大事にしていきたい」と話し、最後には「全然ポジティブになれない時もあります」と本音も口にした。

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