パリ五輪組織委会長 ロシア除外支持「平和を取り戻すため貢献しなくては」

2022年03月09日 05:30

五輪

 24年パリ五輪組織委員会のトニー・エスタンゲ会長は7日、世界のスポーツ界がロシアとベラルーシの選手を国際大会から除外している決断について、支持することを明らかにした。北京パラリンピックを視察中、「知っている選手もいるので心苦しいが、平和を取り戻すための世界的な流れにスポーツ界も貢献しなくてはならない」と述べたと、五輪専門メディアが報じた。パリ五輪・パラリンピックにおける両国の参加可否についての議論は時期尚早とした。
 《ハンドも露に制裁》国際ハンドボール連盟は7日、ロシアとベラルーシのチームや役員を主催大会から除外すると発表した。ロシアは既に出場権を得ていた今年のU―20女子世界選手権とU―18世界選手権などに出場できない。夏冬合わせて40ある五輪競技の国際競技連盟(IF)のうち、ロシアのウクライナ侵攻と国際オリンピック委員会(IOC)によるロシア、ベラルーシの国際大会からの除外勧告を受けて最後に態度を決めた団体となった。

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