ラプターズのプレーオフ進出が確定 得点王争いでは76ersのエンビードが1位に浮上

2022年04月06日 12:14

バスケット

ラプターズのプレーオフ進出が確定 得点王争いでは76ersのエンビードが1位に浮上
ペイサーズ戦で45得点をマークした76ersのエンビード(AP) Photo By AP
 ラプターズは5日、地元トロント(カナダ・オンタリオ州)でホークスを118―108(前半56―52)で退けて46勝33敗。ここ7戦で6勝目を挙げ、レギュラーシーズンを3試合残して2シーズンぶりのプレーオフ進出が確定した。ブルズがバックスに106―127(前半56―58)で敗れて45勝34敗となったために、東地区全体で前日までの6位から5位に浮上。最終順位が5位だった場合、プレーオフ1回戦では同地区4位と対戦するが、5日終了時点でセルティクス、バックス、76ersの3チームが49勝30敗で2~4位に並んでいる。
 ラプターズではパスカル・シアカム(28)が31得点と13リバウンド、新人のスコッティー・バーンズ(20)が19得点と14リバウンドをマーク。太腿を痛めている渡辺雄太(27)は3試合連続で登録されなかった。

 一方、76ersのセンターで今季のMVP候補に挙がっているジョエル・エンビード(28)は7連敗中だったペイサーズを相手に39分の出場で45得点と13リバウンドをマークして131―122(前半82―59)での勝利に貢献。3日のキャバリアーズ戦(44得点)に続いて、2試合連続で40得点超えを達成した。これで同選手の今季平均得点は30・42となって、1位ながらこの日のジャズ戦を欠場した30・27のレブロン・ジェームズ(37=30・27)を「0・15」上回り、残り3試合となった段階で得点部門のトップに躍り出た。

 ジェームズの出場試合数はタイトル獲得のための最少数(58)にまだ2試合届いておらず、この日ホーネッツ戦で18得点に終わったバックスのヤニス・アデトクンボ(27)は前日までの30・08から29・89にダウン。NBAでは1999年のシャキール・オニール(レイカーズ=29・7)を最後にセンターの得点王は誕生していないが、エンビードはシーズンMVPを含めた“2冠”に近づいている。

 ただし76ersはプレーオフでの上位シードを争っている状態で、残り3試合(ラプターズ→ペイサーズ→ピストンズ)でエンビードがどこまで出場するのかが注目されるところだ。

 <5日終了時点での東地区全体順位>

(1)★ヒート(52勝28敗)
(2)★セルティクス(49勝30敗)
(3)★バックス(49勝30敗)
(4)★76ers(49勝30敗)
(5)★ラプターズ(46勝33敗)
(6)★ブルズ(45勝34敗)
(7)☆キャバリアーズ(43勝37敗)
(8)☆ネッツ(41勝38敗)
(9)☆ホークス(41勝38敗)
(10)☆ホーネッツ(40勝39敗)
(11)ウィザーズ(35勝44敗)
(12)ニックス(35勝44敗)
(13)ペイサーズ(25勝55敗)
(14)ピストンズ(23勝56敗)
(15)マジック(21勝59敗)
 *レギュラーシーズンは82試合。★は無条件プレーオフ進出(地区6位以内)が確定。☆はプレーイン・トーナメントが決まったチーム

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