冨田若春、2大会ぶりVで世界切符 同門・橋本朱未との延長戦制した

2022年04月18日 05:30

柔道

冨田若春、2大会ぶりVで世界切符 同門・橋本朱未との延長戦制した
柔道の全日本女子選手権で2年ぶり2度目の優勝を果たし、皇后杯を手に笑顔を見せる冨田若春 Photo By 代表撮影
 【柔道 全日本女子選手権 ( 2022年4月17日    横浜武道館 )】 体重無差別で争われ、冨田若春(わかば、25=コマツ)が2大会ぶり2度目の優勝を果たし、その後の全日本柔道連盟の強化委員会で10月の世界選手権(タシケント)代表に選出された。昨年の世界選手権準優勝後に両膝の手術を受け、これで復帰後は4大会連続優勝。昨夏の東京五輪金メダルの素根輝(パーク24)がケガで不在の中、24年パリ五輪へ名乗りを上げた。
 冨田が危なげない勝ちっぷりで2大会ぶりの優勝を果たした。決勝は2年前と同じ同門の橋本朱未との対戦となり、「(普段から)練習しているので投げにいくのは難しいと思い、指導でもいいので勝ちにいこうと思った」と、延長戦の末に3つ目の指導を引き出し一本勝ち。今月初旬の全日本選抜体重別選手権で右手を負傷し、この2週間は本格的な稽古ができずに本来なら「出られない状態」ながら、執念で5試合を勝ち抜いた。これで手術から復帰後は4大会連続で優勝。「自信になった」と笑みをこぼした。

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