2週連続Vに挑む植竹希望「私はコツコツ地道にやるタイプ。最終的な結果が2連勝なら最高です」

2022年04月21日 16:36

ゴルフ

2週連続Vに挑む植竹希望「私はコツコツ地道にやるタイプ。最終的な結果が2連勝なら最高です」
<フジサンケイレディース・プロアマ>プロアマで笑顔を見せる植竹希望(撮影・西尾 大助)   Photo By スポニチ
 女子ゴルフのフジサンケイ・レディースは明日22日から静岡県伊東市の川奈ホテルGC富士Cで開催される。
 2週連続Vの期待が懸かる植竹希望(23=サーフビバレッジ)は「なかなか難しいことだと思います。私の場合はコツコツ地道にやるタイプ。最終的な結果が2連勝なら最高です。まずは1打1打に集中すること」と話した。そして「(前週の優勝争いの)疲れも最終日に出てくると思いますので、まずは1打への執着心を落とさないことが今週の目標です」と続けた。

 優勝後にはお祝いのメッセージが600件近く届き、全部に返事を書いたという。特に契約を交わしているヤマハの担当者からの連絡には、恩返しの意味も含め感慨深いものがあったようだ。

 「私から(ヤマハの)クラブを使いたいとお願いしたので。(担当の)部長さんには成績が悪いときも“だいじょうぶ”“頑張れ”とずっと応援していただきました。やっといい報告ができて、本当に喜んでくださっていたので良かったと思います」

 大会コースの川奈は芝目のきつい高麗グリーンが特徴で、海から吹く風もある難関。だが昨年は初出場ながら8位に入るなど相性は悪くない。前週の5人によるプレーオフの激闘の疲れを癒やすため、伊東市に移動してくる前に千葉市の「富田さとにわ耕園」を訪れ満開のシバサクラなどをながめ気持ちをリフレッシュした。

 また、用具も今週からウエッジのシャフトをスチールからカーボンに替えるなど事前準備も怠りない。「柔らかいシャフトだと球がフェースに乗る感覚が出る。私はそこができていないのでクラブでカバーできるかなと思いました」とその狙いを説明する。

 さらにコース対策としてウエッジのバウンスを8度から6度に落とした。

 「バウンスがあるとフェースを開いたときにリーディングエッジが浮いてしまう。今週は高麗グリーンで距離を合わせづらい。フェースを開いて打つ機会も増えるので、ローバウンスの方が対応しやすいと思いました」

 結果が出ない時期にアドバイスを送ってくれた“恩人”の森口祐子プロにも優勝した当日の夜に電話で報告。その時に「本当に良かったね」と祝福を受け「あとちょっとというところで少し欲が出ているミスもあった。人のゴルフを見て自分のゴルフを変えるのではなく、自分のゴルフを貫き通せるように頑張ってください」と貴重なメッセージももらった。

 その金言を胸に今週は1打に集中して2週連続Vに挑む。

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