花園 5季ぶり1部昇格まであと一歩 今季2敗の相手・相模原に野中主将「意地ある」

2022年05月01日 05:30

ラグビー

花園 5季ぶり1部昇格まであと一歩 今季2敗の相手・相模原に野中主将「意地ある」
花園ラグビー場での練習後に撮影に応じる野中主将 Photo By スポニチ
 【ラグビーリーグワン2部 順位決定戦   花園47-17三重 ( 2022年4月30日    花園 )】 ラグビーのリーグワン2部の順位決定戦第2節の1試合が行われ、リーグ戦2位の花園(旧近鉄)が同3位の三重(旧ホンダ)に47―17で大勝した。8日の最終節で同1位の相模原(旧三菱重工相模原)に勝てば文句なしで5季ぶりの1部昇格が決まる。順位決定戦1位による自動昇格を逃した三重は入れ替え戦に出場する。
 オーストラリア代表110キャップのSHゲニア、同75のSOクーパーが先発復帰した花園は三重を圧倒した。3トライ差以上のボーナスを加え勝ち点5をゲット。佐藤コーチは「自分たちのスタイルをやり遂げたのが勝因」と胸を張った。

 前半29分、ゴール前スクラムからクーパーのパスを受けて2本目を奪ったCTB吉本は「彼の動きで僕の目の前がきれいにあいた。ごっつぁんトライです。小さい頃に憧れた選手と一緒に毎日、楽しくラグビーして、いろいろ吸収している」と話す。8日の最終節は相模原に敗れても、その試合の勝ち点を3差以内に抑えれば1部昇格。ただ、リーグ戦は2試合とも敗れただけにフランカー野中主将は「同じ相手に何度も負けられない。意地もある」と必勝を誓った。

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