史上最年少 14歳比嘉が代表デビュー デュエットTRで存在感「ワクワクした」 父は元プロ野球選手
2022年05月03日 05:30
水泳
広島でプレーした元プロ野球選手の寿光氏(41)を父に持ち、身長は1メートル71。3歳から始めたバレエ、起床後と就寝前の日課だったトランポリンの成果で柔軟性と空間認知能力にたける。ASで成功する要素を兼ね備えた逸材だ。昨秋の日本代表選考会はジュニア部門でエントリーしたが、日本水連からの特別推薦を受けてA代表入り。ケガ人が出た影響で、チームだけでなくデュエットにも抜てきされた。
中島貴子ヘッドコーチは「練習通りにやってくれた。普通の選手ならガチガチになると思うが、度胸が凄い」と脱帽。比嘉は「世界選手権の目標はメダル。年齢は関係ない。中学生でもできるところを世界に見せつけたい」と力を込めた。
◆比嘉 もえ(ひが・もえ)2007年(平19)9月15日生まれ、広島県出身の14歳。3歳からバレエを始め、広島市立天満小3年の時に友人に誘われてASを始める。小学5年の全国大会ソロの部で優勝し、小学6年の全国大会ではソロ、デュエット、チームで3冠を達成した。身長1メートル71。父・寿光氏(41)は早大でヤクルト・青木宣親、元阪神の鳥谷敬氏と同期。