御嶽海「大関になれて気持ちに余裕持てた」重圧から解放され真価発揮

2022年05月03日 15:55

相撲

御嶽海「大関になれて気持ちに余裕持てた」重圧から解放され真価発揮
夏場所に向けて稽古に励む御嶽海(日本相撲協会提供、4月30日撮影) Photo By 提供写真
 大相撲夏場所(8日初日、東京・両国国技館)に大関2場所目で臨む御嶽海(29=出羽海部屋)が3日、報道陣の電話取材に応じた。
 新大関で11勝を挙げた春場所を「高得点に近い場所だった」と自己評価。「最低でも10勝」としていた目標をクリアして好成績につながった大きな要因は精神面にあった。これまでは「勝たないといけないとしか思っていなかった」とプレッシャーに感じていたが、「やっと大関になれて気持ちに余裕が持てた」と心境の変化を振り返る。大関候補と言われ続けていた重圧から解放され「のびのびやれています」と気楽になったことでさらに真価を発揮した。

 夏場所では東の正大関に就き、横綱に次ぐ番付となった。「大関という地位の責任を果たしていきたい」と、看板力士としての自覚も忘れてはいない。

 申し合い稽古を再開したのは4月30日から。初日まで5日と迫っているが「不安はない」と言い切った。「どんな相手にも自分の相撲を100%取れば負けない」と自信をつけた大関らしく自分のペースで夏場所へ照準を合わせていく。

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