【バレー黒鷲旗】ジェイテクトが“番狂わせ” 名古屋破り4強進出 フェリペが大車輪の活躍
2022年05月03日 17:35
バレーボール
07年から2シーズンをパナソニック、そして一昨年ジェイテクトに加入した。「まだまだ試合をしたいがこの年齢なので」。準優勝した16、18年を超える置き土産をチームに残すべく、あと2勝を誓った。
試合前、頭にあったのが男女とも日本代表選手を合宿で欠くチーム事情だったという。「代表に選ばれた選手がいて、チーム内で連携が取れていないと分かっていた。サーブのコースを変えたりした」。自身も前日から腹筋を痛め、サーブやアタックを強くは打てない体調。豊富な経験値を生かし、準決勝では第67回大会以来の優勝を目指すパナソニックに挑む。
【東海大が初の4強進出】1984年から大学生の出場が始まって、東海大が女子で初めて4強進出した。準々決勝の相手は筑波大。第1セットを落としたが第2セット、25―23で競り勝ってから勢いに乗って突き放した。「学生でベスト4なんてなかったこと。準決勝でできるなんて幸せです」。その相手は前回覇者の東レ。大阪・金蘭会高出身の主将・中川つかさ(4年)は地元の晴れ舞台で、王者に無欲でぶつかっていく。