やり投げ・北口榛花V「観客がいるっていいな」1投目に63m93

2022年05月08日 14:50

陸上

やり投げ・北口榛花V「観客がいるっていいな」1投目に63m93
<セイコーゴールデングランプリ陸上2022東京>女子やり投げ、1投目で好記録をたたき出し笑顔の北口榛花(撮影・木村 揚輔) Photo By スポニチ
 【陸上・セイコーゴールデングランプリ東京 ( 2022年5月8日    国立競技場 )】 女子やり投げでは、東京五輪決勝進出の北口榛花(JAL)が1投目に63メートル93をマークし、優勝を果たした。7月の世界選手権の参加標準記録64メートル00にあと7センチに迫る惜しいスローとなり「体力的なパワーもついて、前より全ての力を使い切った感じがなく投げられた。もっといくと思ったんですけどね…」と振り返った。
 昨夏の東京五輪では無観客だっただけに、有観客の国立競技場の試合を満喫。「手拍子を求めると会場に大きな音が響いた。凄く楽しかった。応援されている気持ちが強くなった。やっぱり観客がいるっていいなって思った」と語った。

 6月の日本選手権(大阪)までに参加標準記録突破を目指すが「64メートルが気になりすぎてしまう。あまり意識せずにもっと遠くに飛ばす広い意味で捉えて練習したい。今後の練習次第では超えられる」と言う。「日本選手権は世界陸上に向けての1つの試合と捉えてピークにはせず、しっかり勝てるようにやりたい」と、その先の戦いを見据えていた。

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