熱海富士 十両2場所目で初の勝ち越し「自分の相撲を取りきろうと思った」1差もV争い意識せず

2022年05月19日 16:43

相撲

熱海富士 十両2場所目で初の勝ち越し「自分の相撲を取りきろうと思った」1差もV争い意識せず
<夏場所12日目>大翔鵬(右)を寄り切りで下す熱海富士(撮影・久冨木 修)        Photo By スポニチ
 【大相撲夏場所12日目 ( 2022年5月19日    東京・両国国技館 )】 十両・熱海富士(19=伊勢ケ浜部屋)が大翔鵬(27=追手風部屋)を寄り切って勝ち越しを決めた。右四つ得意の相手にがっぷり四つで堂々の寄り切り。「思いっきりぶつかって自分の相撲を取りきろうと思った」と力を出し切った。
 先場所は新十両で悔しい負け越し。関取として初の勝ち越しだが喜びを表にはあまり出さなかった。これまでは勝ち越しがかかると意識していたが「今回は意識しないようにした」。目の前の一番に集中していたからか、取組直後も落ち着いていた。

 8勝4敗となり、1差で十両の優勝争い首位の剣翔と徳勝龍を追いかけるが「優勝したいと意識すると硬くなってしまうので」と意識はしない。無欲で勝ち進んだ先に、白鵬以来18年ぶりとなる19歳での十両優勝が待っている。

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