好感度No・1女子プロゴルファー吉本が大人メイクで2位発進「中学生と言われるのは嫌」

2022年06月01日 17:37

ゴルフ

好感度No・1女子プロゴルファー吉本が大人メイクで2位発進「中学生と言われるのは嫌」
吉本ここね Photo By スポニチ
 女子ゴルフのステップ・アップ・ツアー、ECCレディース(賞金総額2000万円、優勝賞金360万円)は1日、兵庫県神戸市の北六甲CC東コース(6480ヤード、パー72)で開幕した。
 1999年度生まれの“谷間の世代”吉本ここね(22=不二サッシ)は2度の3連続を含む8バーディー、1ボギーの66で回り、首位に2打差の6アンダー、2位と絶好のスタートを切った。

 「応援してくださっている方々に恩返しができていないので優勝したいです」

 この日はパットが好調。4メートル前後のバーディーチャンスを次々に沈めていった。

 吉本は国内好感度No・1の女子プロゴルファー。彼女のバッグを担いだ経験のあるプロキャディーは皆「あんないい子は見たことない」と口をそろえる。

 その吉本が今、悩んでいるのがメイク。

 「練習場に行くと“中学生ですか”と言われることがあって。それは嫌なので目元に白を入れるようにしました」。YouTubeで大人メイクを研究。今年に入って中学生と指摘される回数はやや減ってきたという。

 4月にリンパ節炎などで体調を崩し、オフのトレーニングで増やした体重が3キロ減。ここにきてその体重もようやく戻ってきた。昨季より約5ヤード飛距離も伸び「毎年少しずつですけど景色が変わってきました」と成長を感じてもいる。

 昨季のレギュラーツアーのフェアウエーキープ率は3位(78・8パーセント)。2020年日本女子オープンで7位に食い込んだようにタフなコースでこそ力を発揮するタイプだが、今大会は初日のバーディー合戦にもうまく対応し、堂々の2位発進。念願のプロ初優勝へ地力強化は進んでいる。

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