ジョセフジャパン 代表合宿メンバー34人発表、新鮮力SO争い!中尾、山沢、李が火花

2022年06月01日 05:30

ラグビー

ジョセフジャパン 代表合宿メンバー34人発表、新鮮力SO争い!中尾、山沢、李が火花
会見するラグビー日本代表・ジョセフHC(撮影・村上 大輔) Photo By スポニチ
 ラグビー日本代表のジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC、52)は31日、都内で会見し、今夏の代表メンバー34人を発表した。SOはW杯2度出場の田村優(33=横浜)が外れ、山沢拓也(27=埼玉)らタイプの異なるフレッシュな3人を選出。来年のW杯フランス大会に向け、し烈な司令塔争いが始まる。また、11月20日に敵地でフランス代表と対戦することも決まった。
 サバイバルを告げるゴングが鳴った。代表34人と代表予備軍のナショナル・デベロップメント・スコッド(NDS)34人に、コンディションの都合で選考外だった十数人を含め、現時点で来年のW杯へ可能性があるのは約80人。ジョセフHCは「秋のツアーに向けて45~50人くらいに絞っていきたい」と宣言した。

 中でも戦術を理解し、ゲームコントロールが求められるSOの争いは注目される。田村はNDS、通算29キャップの松田(埼玉)はケガの影響で選考外で、19年W杯戦士2人が不在。山沢に加え、リーグワンでの活躍が認められて初選出された中尾(BL東京)、李(神戸)にとっては絶好のアピール機会だ。

 プレースタイルは3人それぞれの特徴を持つ。山沢はトリッキーなキックパスの選択など多彩なプレーが持ち味。リーグワンプレーオフ決勝ではジャッカルを決めディフェンス力も備わってきた。鹿児島大卒の中尾はCTBもこなす万能型で、21歳の李は今季リーグ4位の97得点を誇り、決定力が光る。

 ジョセフHCが「山沢は(戦術面において)常にポテンシャルがあり、中尾はリーダー性、李はハングリーさと未来がある」と話すように、争いは激化が予想される。今月3日からは宮崎合宿がスタート。南国を舞台に火花が散る。

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