ラグビーNDSリーダー陣は5人 堀川隆延HCが明かす「積極的に選手を集めてくれる」

2022年06月04日 23:03

ラグビー

ラグビーNDSリーダー陣は5人 堀川隆延HCが明かす「積極的に選手を集めてくれる」
<NDS大分合宿>練習後に取材対応する堀川隆延ヘッドコーチ Photo By スポニチ
 ラグビー日本代表の予備軍となるナショナル・デベロップメント・スコッド(NDS)が4日、大分県別府市で行っている合宿を報道陣に公開した。練習後には堀川隆延ヘッドコーチ(HC)が取材対応。チームスローガンとリーダー陣の5人を明かした。
 リーグワンのプレーオフを戦っていたメンバーも合流し、この日が合宿2日目。堀川HCは「日本代表がやろうとしていることを落とし込んでいかないといけない中で、選手たちは一生懸命取り組んでいる」と評価した。

 前日3日のミーティングでは、NDSのスローガンが「GRIT(グリット=やり抜く力)」に決まった。「ビジネス用語でもよく使われていると思うけど、“やり切る”(という意味)。今回はやり切るという言葉と、不屈の精神ではい上がるという意味を付け足している。本来なら日本代表にいなきゃいけない人材もここにいるし、ラストチャンスであるような選手もいる。そういう意味も込めてGRITにした」と堀川HC。NDSを指導する立場として「ここにいる選手のポテンシャルを最大化する。使命は一人でも多く日本代表に送り込むこと」と語った。

 チームをまとめるリーダー陣も明らかになった。「5人いる」とし、堀越康介(東京SG)、大戸裕矢(静岡)、田村優(横浜)、ラファエレ・ティモシー(神戸)、尾崎晟也(東京SG)の名前を挙げた。「リーダーたちが積極的に選手を集めてくれるおかげで良いトレーニングができている」と信頼を寄せた。

 NDSメンバーは今後、トンガ出身選抜チームとのチャリティーマッチ(11日、秩父宮)、ウルグアイ代表とのテストマッチ(18日、秩父宮)で出場機会が与えられる予定。だが、その選手数は限られており「昨日のミーティングで全員に(出場の)チャンスはないと話している。NDSがある目的は日本代表でプレーできるかどうか。ジェイミー・ジョセフHCと話しながら、この2戦はどういうメンバーでいきたいのか、現場で僕が見てどうなのかっていうのをすり合わせていきたい」と競争を促した。

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