競泳 現役続行の入江陵介 日本競泳陣初の5大会五輪出場目指す「1人目になりたい」

2022年07月26日 11:54

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競泳 現役続行の入江陵介 日本競泳陣初の5大会五輪出場目指す「1人目になりたい」
競泳の入江陵介 Photo By スポニチ
 競泳日本代表の入江陵介(32=イトマン東進)が26日、24年パリ五輪への熱い思いを口にした。味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)イースト見学コースのプレス内覧会でナビゲーターを務めた後に取材に対応。12日に自身のSNSでパリ五輪までの現役続行を表明しており「パリ五輪を最終ゴールに設定して、そこに向けて頑張っていきたい。5大会オリンピックに行った選手が競泳ではいないので、しっかりと1人目になりたい。出るだけで満足せずに表彰台を狙っていきたい」と決意を語った。
 08年北京五輪から昨年の東京五輪まで4大会連続で五輪に出場。北島康介氏、松田丈志氏に並ぶ日本競泳界最多タイの出場回数で、パリ五輪に出場すれば単独トップとなる。今月3日まで行われた世界選手権では7大会連続で代表入りし、100メートル背泳ぎで7位。メダルを目標に掲げた男子400メートルメドレーリレーは予選落ちに終わった。「世界選手権は悔しい結果に終わり、東京五輪が終わった後とは違う心の状態になった。メドレーリレーで情けない結果に終わり、それに対しての責任やプライドもある」。今後も世界選手権と同様に200メートル背泳ぎには出場せず、100メートル背泳ぎとリレーに専念する方針だ。

 NTCイースト見学コース(一般1000円、中学、高校生500円、小学生以下無料)は事前予約制で4月にスタート。トップアスリートの練習風景や、その能力を体感できる展示などをガイドによるツアー形式でめぐる。入江は「世界新記録などを肌で感じることができて楽しい。夏休みの自由研究にもってこい。ぜひ宿題に生かしてほしい」とアピールした。

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