椛「うれしすぎる」Xゲーム初V 多彩難技魅せた 決まらなかった応用技「成功率上げたい」

2022年07月26日 04:00

スケートボード

椛「うれしすぎる」Xゲーム初V 多彩難技魅せた 決まらなかった応用技「成功率上げたい」
スケートボード女子ストリートを制してメダルを掲げる西矢(中央)と3位の織田(右) Photo By 共同
 Xゲーム米国大会が24日、米カリフォルニア州ビスタで行われ、スケートボード女子ストリートは東京五輪金メダルの西矢椛(14)が初優勝した。4月に日本初開催された千葉大会で4位だった織田夢海(15)が3位に入った。東京五輪銅メダルで千葉大会は2位の中山楓奈(17=ムラサキスポーツ)は5位で3年ぶり3度目の米国大会優勝を狙った西村碧莉(20)は6位だった。
 東京五輪では日本最年少13歳10カ月で金メダリストに輝いた西矢だが、それから主要大会の優勝が1年も遠のき、表彰台も逃した前週の大会後は「悔しい」と持ち前の明るさが消えた。待望の金メダルを手にし「うれしすぎる」と破顔した。

 多彩な難技をミスなくそろえた1回目。板を半回転させながら手すりに跳び乗って滑る「ビッグスピン・フロントサイドボードスライド」を出だしで決めて勢いづくと、板の先端を斜めに上げたまま後輪の金具部分で手すりを滑る「サラダグラインド」など独自性の高い技をつなげた。

 ただ、ビッグスピンに板を蹴って回す「フリップ」を加える応用技が決まらなかったことで「見せたかった。成功率を上げたい」と向上心も口にした。

おすすめテーマ

2022年07月26日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム