埼玉栄・清宮健史が80キロ級優勝 昨年春の選抜以来2度目の日本一 全国高校総体相撲競技

2022年07月28日 07:23

相撲

埼玉栄・清宮健史が80キロ級優勝 昨年春の選抜以来2度目の日本一 全国高校総体相撲競技
80キロ級、小林西・富永陸人(右)を押し出して優勝を決めた埼玉栄・清宮健史 Photo By スポニチ
 第100回全国高等学校相撲選手権大会(全国高等学校総合体育大会相撲競技)の第2日が27日、高知県立県民体育館で行われた。
 個人体重別戦の最も軽い階級である80キロ級は、清宮健史(埼玉栄3年)が優勝。この階級では投げ技や足技を使う選手も多い中、「逆にそれしかできない」という基本に忠実な押し相撲で頂点に立った。

 危なげない相撲で勝ち上がって迎えた決勝、押し込んでいくところを富永陸人(宮崎・小林西2年)にいなされて体を入れ替えられた。土俵際に詰まった絶体絶命の場面、左へ回り込んでさらに体を入れ替えて押し出して逆転。決まった瞬間、山田道紀監督や土俵下で見守った仲間に向かって歓喜の表情を見せた。

 清宮は昨年3月の全国高校選抜大会で上級生を倒して80キロ級日本一に輝いた。その後、昨年の高校総体は2回戦で、今年の全国選抜では3回戦で敗退。そして迎えた3年の夏、「最後の大会で良い結果を残せてよかった」と2度目の全国制覇を喜んだ。

 ▽80キロ級 準々決勝
清宮健史(埼玉栄) 寄り倒し 小林一徹(茨城・東洋大牛久)
満上颯悟(佐賀・多久) 上手投げ 田島徳文(岐阜農林)
富永陸人(宮崎・小林西) 突き落とし 石本龍士(新潟・海洋)
野島大陽(大分・中津東) 押し倒し 西村大輝(熊本農業)

 ▽準決勝
清宮(押し倒し)満上
富永(送り引き落とし)野島

 ▽決勝
清宮(押し出し)富永

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