北口榛花 やり投げ銅メダルの舞台裏、コーチとのケンカでは「“もう24歳…技術的なことを言って”と」

2022年07月28日 17:59

スポーツ一般

北口榛花 やり投げ銅メダルの舞台裏、コーチとのケンカでは「“もう24歳…技術的なことを言って”と」
北口榛花 Photo By スポニチ
 陸上・世界選手権(米オレゴン州ユージン)の女子やり投げで日本初の表彰台となる銅メダルを獲得した北口榛花(24=JAL)が28日、TBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)にリモート出演。上位12人による決勝の舞台裏について語った。

 北口は、練習拠点のチェコからリモート出演し「今、朝の6時です」と言い、「入賞を目標にしていたのでメダルまでいけると思いませんでした。メダル取れたら凄いうれしいんだろうなと思って、笑顔で終われると思ってたんですけど、自然と涙が出てきました」と涙の銅メダルを回顧。最終6投目で5位から3位にジャンプアップし、「勝負のプレッシャーというよりは、自分がまだうまく投げられていないということに対する不安感の方が大きかったですね。もう観客の皆さんの手拍子も味方につけて頑張るしかないと思って投げたんですけど、ほかの選手の距離を越えたと思っていなくて、しゃがみこんで“あーだめだったなあ”って思ってたんです。(ほかの選手の6投目を待っている間は)強い選手だということは分かっていたので、越されてもおかしくないと思ってたんですけど、コーチからは“見ないように”って言われて、ずっと観客席の方を見て待ってました」と打ち明けた。

 また、競技中にコーチと言い合うVTRが流されると「“集中しろ”ってたくさん言われて、もともとジュニアのコーチなので、ジュニアの子と同じ感覚で、たぶん私にも言ってきていたと思うんですけど、“もう24歳なのでこの場で集中しないわけはない”と。“技術的なことを何か言ってください”って。本当にイライラしてました。普通のことだと言われたので、(振る向いて)そんなことはないって言い返しました」と、笑いながら振り返っていた。

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