ホステスプロ稲見、大会レコード64で首位発進 29日の誕生日を前に予選突破へ「ヒヤヒヤは免れた」

2022年07月28日 17:55

ゴルフ

ホステスプロ稲見、大会レコード64で首位発進 29日の誕生日を前に予選突破へ「ヒヤヒヤは免れた」
折り返しの10番でティーショットを放つ稲見萌寧 Photo By スポニチ
 女子ゴルフの楽天スーパーレディース(賞金総額1億円、優勝賞金1800万円)は28日、兵庫県加東市の東急グランドオークGC(6616ヤード、パー72)で開幕し、第1ラウンドを行った。
 ホステスプロの稲見萌寧(22=Rakuten)が大会レコードを1打更新する9バーディー、1ボギーの64を叩き出し、8アンダーで完全優勝を飾った6月のリシャール・ミル・ヨネックス・レディース以来、今季2度目の首位スタートを切った。

 「ショットが少しマシになったのもあるし、5メートルくらいのパットが入ったのもあったので」

 7位だった前週の大東建託いい部屋ネット・レディースでは「40点」だったショットの自己採点が「60点」まで上昇。加えてこの日はパッティングも好調。2番パー4で5メートル、3番パー3では4メートルのバーディーパットを沈めるなど4連続を含む9バーディーを量産した。

 大会2日目の29日に23回目の誕生日を迎える。大会の数週間前に誕生日の日取りをチェックした際には「アッ、2日目だ」とホステスプロの重圧から予選落ちという最悪のシナリオも頭をよぎったが「確定とは言えないですけどヒヤヒヤっていうのは免れた雰囲気があるので」と会心のスタートダッシュを決め、グッと気持ちは楽になった。

 正確なスイング軌道を意識するあまり動かなくなっていた下半身を動かすため今週から積極的に足を使っている。ミスを恐れず、チャレンジした結果が大会初日の快スコア。「バーディー合戦になると思うのでみんなに置いて行かれないように私も」と稲見のコメントは控えめだが、2021年中京テレビ・ブリヂストン・レディース初日に稲見が奪った13バーディーはツアー最多記録。ホステスVへ望むところの残り3日間となる。
 

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