若隆景が16番連続の申し合い 土俵際のうまさなど持ち味発揮「理想は下から攻めること」

2022年09月01日 15:12

相撲

若隆景が16番連続の申し合い 土俵際のうまさなど持ち味発揮「理想は下から攻めること」
若元春(左)と申し合い稽古を行った若隆景(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲の荒汐部屋が1日、稽古を報道陣に公開した。4場所連続の関脇で秋場所(11日初日、東京・両国国技館)に臨む若隆景(27)は、16番連続で申し合い稽古を行って15勝1敗と好調だった。
 十両・荒篤山(28)に7勝1敗で、兄の幕内・若元春(28)には8戦全勝。おっつけや前まわしを引いての攻めなど持ち味を存分に発揮した。最後に若元春と連続で取った5番は見応え十分の熱戦が多く、右四つで攻め込まれても土俵際で逆転するうまさを見せた。「理想としては下から自分から攻めることだけど、そういう(攻め込まれる)場面も出てくると思うので」と、本場所を想定して動きを確かめた。

 8月下旬には横綱・照ノ富士(30=伊勢ケ浜部屋)が出稽古に訪れた。5、6番取り「重くてなかなか動いてくれない」と強さを改めて実感。初めて稽古場で肌を合わせ「凄く貴重な機会でした。横綱からいろいろアドバイスもいただいたので、参考にしてやっていきたい」と感謝した。幕内の土俵では過去10回対戦して全て敗れている。一つ上の番付を目指すためにも横綱撃破は必須の課題であり、稽古をつけてもらった恩返しにもなるだろう。

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