白鵬 現役ばりに仕上げる 来年1・28引退相撲決定 母タミルさんの誕生日に「最後の土俵入り」

2022年09月06日 04:30

相撲

白鵬 現役ばりに仕上げる 来年1・28引退相撲決定 母タミルさんの誕生日に「最後の土俵入り」
引退相撲のポスターを手にする元横綱・白鵬の宮城野親方(白鵬引退相撲事務局提供) Photo By 提供写真
 史上最多45回の優勝を果たし、昨年9月30日に現役引退を表明した元横綱・白鵬の宮城野親方(37)が5日にオンラインで会見し、来年1月28日に東京・両国国技館で引退相撲を行うことを発表した。1月28日は母タミルさんの75回目の誕生日。「最後の土俵入りと大銀杏(おおいちょう)姿をぜひとも見に来てもらえればな、と思います。寂しいものもありますけど、自分の中ではもうやりきった、満足たっぷりの20年だったと思います」と心境を口にした。
 先代師匠(元幕内・竹葉山)の定年に伴い、宮城野部屋を継承。11日初日の秋場所(両国国技館)は師匠としてのデビュー場所となる。「(これまでも)間垣親方として弟子を気にかけてきた。気持ちの部分がさらに弟子たちに入っていく感覚です」。引退後に体重は約10キロ減ったが、稽古場でまわしを締めて弟子に胸を出すなどして、体を仕上げていくという。「稽古を基本からやり始めています。“まだ(現役で)やれるんじゃない?”って思われるぐらいの体つきで土俵に上がりたい」と意気込みを示した。

 引退相撲では会場限定の記念グッズ販売のほか、白鵬ならではの催しも企画しているという。完成したポスターには13年夏場所で25度目の優勝を果たして賜杯を抱く写真を採用した。本番前の本場所は秋、九州、そして来年初の3度。「部屋にいる幕下3人を3場所以内で関取にして、断髪式を迎えられれば」と、師匠らしい目標を掲げた。

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