吉田優利が難コース攻略し1打差2位に浮上!耐えるゴルフは「結構好きなタイプです」

2022年10月01日 17:34

ゴルフ

吉田優利が難コース攻略し1打差2位に浮上!耐えるゴルフは「結構好きなタイプです」
<日本女子オープンゴルフ選手権・3日目>18番、小祝さくら(左)と笑顔を見せる吉田優利(撮影・西尾 大助) Photo By スポニチ
 【女子ゴルフツアー 日本女子オープン第3日 ( 2022年10月1日    千葉県紫CCすみれC=6839ヤード、パー72 )】 メジャー初制覇を目指す吉田優利(22=エプソン)が9位から出て3バーディー、1ボギーの70で回り、通算1アンダーで首位と1打差の単独2位に浮上した。前半を全てパーでしのぐと10番で残り150ヤードの2打目を8Iで左手前5メートルにつけ、最初のバーディーを奪う。続く11番では8メートルを沈め、連続バーディー。17番でボギーを叩くも、最終18番パー5では残り82ヤードの3打目を58度ウエッジで左奥3・5メートルにつけ、バーディーフィニッシュした。
 距離は長く、ラフも深い。そしてグリーンも硬かった。3日目を終え、アンダーパーが2人だけという難コースだからこそ吉田の強さが際立った。「耐えるゴルフは? 結構好きなタイプです。いいショットが結果になるとは限らないですけど、実力通りの結果が出やすいと思うし、その中でマネジメントしていくのは凄く楽しいです」。狙うホール、耐えるホールのメリハリをつけ、ピンチは精度の高いショートゲームで耐え抜いた。

 今季は2位が5回。実力は誰もが認めるところだが、ツアー3勝目にあと1歩届いていない。吉田は「練習も、トレーニングもした中で今の自分の調子を維持しつつ、もう1歩進むにはどうしたら良いか考えました。ネガティブにならないことというのは大事にしてます。コーチともそこを共有して前を向くようにしました」。

 元世界ランク1位で首位に立つ申ジエ(韓国)とは1打差で最終日を迎える。「今年で一番難しいのは確か。取れるホール、取れないホールは分かれてくると思うのでそこをしっかり判断して攻めていくのがいいかなと思います」。千葉県出身の吉田は地元開催となったメジャーの舞台でシルバーコレクターの返上を狙う。
 

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