最古の大相撲トーナメントが3年ぶりに開催。豊昇龍が初優勝で叔父・朝青龍と同じ道を目指す

2022年10月03日 19:59

相撲

最古の大相撲トーナメントが3年ぶりに開催。豊昇龍が初優勝で叔父・朝青龍と同じ道を目指す
準優勝の兄弟子、明生の羨望(せんぼう)の眼差しを受けながら優勝者に贈られる「選士権章」を腕に巻く豊昇龍                                Photo By スポニチ
 日本最古の大相撲トーナメントで第79回を迎えた全日本力士選士権が3日、東京・両国国技館で行われ、幕内トーナメントは関脇・豊昇龍が同部屋対決となった決勝で明生を下し初優勝した。
 コロナ禍のため3年ぶりの開催。豊昇龍は「朝から気合が入ってたんで。すごくうれしい」と満面の笑みを浮かべた。秋場所優勝の玉鷲や高安らを下し準決勝で大関・貴景勝を撃破。決勝では兄弟子の明生にもろ差しで攻めこまれたが、土俵際での逆転の小手投げを決めた。

 叔父の朝青龍はこの大会で2度優勝。大関だった2002年に大会を初制覇すると、直後の九州場所、初場所を連覇して横綱に昇進した。報道陣から知らされると「そうなんですか」と目を細める。新小結の今年春場所から三役では4場所連続で勝ち越しを決めている23歳は「九州場所も次の目標を見つけて頑張ります」と目を細めていた。

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