錦織 年内復帰不透明「もどかしい」「まだ先が見えない」手術した左股関節の回復遅れ

2022年10月06日 04:56

テニス

錦織 年内復帰不透明「もどかしい」「まだ先が見えない」手術した左股関節の回復遅れ
オンラインでイベント出席した男子テニスの錦織(左)と国枝 Photo By 共同
 男子テニスの楽天オープン第3日が5日、有明テニスの森公園で行われ、1月に手術した左股関節の回復が遅れているため大会を欠場した錦織圭(32=ユニクロ)が会場内の特設ステージで開催されたトークイベントに米フロリダ州の自宅からリモート出演した。10、11月に複数のツアー下部大会にエントリーしているが、復帰が年明け以降にずれ込む可能性を示唆。シングルス1回戦は世界ランキング41位の西岡良仁(27=ミキハウス)が世界33位のミオミル・ケツマノビッチ(23=セルビア)に敗れた。
 スクリーンに映し出された錦織が現状を説明した。車いすの部で4大大会28勝を誇る国枝慎吾(38=ユニクロ)とともにトークイベントに出演。昨年10月のBNPパリバ・オープンを最後にツアー大会から遠ざかる中で「もどかしい日が続いている。治りかけたと思ったら、他の箇所に痛みが出たり。夏場は楽天オープンに出られると思ってリハビリしていたが、ぎりぎりになって別のところに痛みが出た」と明かした。

 今後は複数のツアー下部大会にエントリーしているが、復帰時期は不透明。最短は24日開幕のラスベガス・オープンだが「早く出たい気持ちはあるが、まだ先が見えない。今年は全く試合に出られない可能性もある。(復帰戦は)模索中。気持ちが先行してメンタルが疲れることが多いので、焦らずにリラックスするようにしています」と語った。

 ツアー通算12勝を誇り、世界ランキングの自己最高位は4位。現在は750位に沈むが「来年の楽天オープンには必ず戻ってきます」と最後は力強く宣言した。

 ≪西岡初戦敗退≫シングルスの西岡は2時間10分のフルセットの末に屈した。前週の韓国オープンで5試合を勝ち抜いてツアー2勝目を挙げ、3日に帰国。体力的に余裕がない状況で最終セットは足が動かなかった。第1セット先取後は「第2セットは捨てようと思った」が、試合を進めるうちにチャンスが生まれたため、第2セット途中からギアチェンジ。「結構良いテニスはしたと思う。2セットで終えられなかったのが敗因」と振り返った。

おすすめテーマ

2022年10月06日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム
`; idoc.open(); idoc.write(innerHTML); idoc.close(); });