【世界卓球】日本女子4大会連続の銀メダル 木原、伊藤、長崎で“王国”中国の牙城崩せずストレート負け

2022年10月08日 22:36

卓球

【世界卓球】日本女子4大会連続の銀メダル 木原、伊藤、長崎で“王国”中国の牙城崩せずストレート負け
伊藤美誠=成都(ゲッティ=共同)  Photo By 共同
 【卓球・世界選手権団体戦第9日 ( 2022年10月8日    中国・成都 )】 卓球の世界選手権団体戦が8日、中国・成都で男女の決勝トーナメントが行われ、女子決勝では世界ランキング2位の日本は同1位・中国と対戦。0―3と“絶対王者”の中国の牙城を崩せず、4大会連続の銀メダルに終わった。
 早田ひな(22=日本生命)は準決勝のドイツ戦で腕を痛めたため欠場。1次リーグ初戦となった30日のスロバキア戦と同じく、木原美悠(18=エリートアカデミー)、伊藤美誠(21=スターツ)、長崎美柚(20=木下グループ)のメンバー構成で中国の前に立った。

 第1試合は世界ランク15位の木原が登場。同2位の陳夢と対戦した。第1ゲームを落とすと第2ゲームは得意のブロックを決めるなど接戦に持ち込むも競り負けた。第3ゲームも序盤はリードする場面もあったが6―3から7連続得点で逆転を許してストレート負け。

 同ランク6位の絶対エース伊藤が第2試合に登場。同3位の王曼イクと対戦した。第1ゲームを接戦で落とすが第2ゲームは奪取。第3ゲームは相手にリードを許す展開から9―9で追いつくも10―10から2連続ポイントを許し落とした。第4ゲームは相手のペースで試合が進み5―11で敗れた。

 第3試合では同ランク43位の長崎が同1位の孫穎莎に挑むも0―3で完敗。中国にストレート負けで4大会連続銀メダルとなった。

 1次リーグから7戦連続のストレート勝ちの快進撃で4大会連続の決勝進出となった女子日本代表。過去3大会全て決勝で敗れている中国。常に「打倒中国」を意識してきた伊藤は「チーム自体も私自身も少しずつ良くなっている。向かっていきたい」と言葉に力を込めていたが、今回も中国の高い壁を超えることはできなかった。

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