ロコ・ソラーレ、韓国撃破し3勝1敗に　吉田知那美「少しずつ良くなっている感覚ある」

2022年11月02日 13:41

カーリング

ロコ・ソラーレ、韓国撃破し3勝1敗に　吉田知那美「少しずつ良くなっている感覚ある」 — 吉田知那美（左から2人目）らロコ・ソラーレの選手たち（C）JCA Photo By 提供写真

　カーリングのパンコンチネンタル選手権（PCCC）第2日は1日（日本時間2日）、カナダのカルガリーで男女1次リーグが行われ、女子日本代表で北京冬季五輪銀メダルのロコ・ソラーレはニュージーランドに11―1と大勝、韓国には7―4で勝ち、戦績を3勝1敗とした。

　ニュージーランド戦は有利な後攻の第1エンドに2点を先制すると、続く第2エンドに2点スチールに成功。第5エンドに4点、続く第6エンドは3点と連続ビッグエンドをつくり、コンシード勝ち。韓国戦は第2エンドに1点スチールを許したものの、続く第3エンドに大量5点を奪って逆転。韓国の追撃を振り切った。

　サードの吉田知那美（31）は「4戦して初戦から少しずつチームのパフォーマンスが良くなっている感覚がある。アリーナ、アイスに対する自信がついてきてプレーをしていて楽しい」と手応え。「あすからも残り試合、初めてのPCCCをたのしみながらやっていきたい」と笑顔で話した。

　男子日本代表のSC軽井沢クラブはオーストラリアに5―6で競り負け、2連敗となった。3―2とリードして迎えた第8エンドに大量3点を失い、第9エンドに2点を返して追いついたが、最終エンド後攻のオーストラリアに1点を奪われた。サードの山口剛史（37）は「残念ながら逆転負けと、ちょっと厳しい2連敗スタートになってしまった。後攻で2点を取れていないのが課題だが、ショットは良い部分も出てきたし、アイスも少しずつ読めてきているので自分たちから崩れずにチームワークを上げていきたい。あすから1日2試合ずつになるので集中力を上げて臨みたい」と前を向いた。